2016年6月9日木曜日

「なつかしの昭和レトロ展」

こんにちは。

今日は” か ま ど ”のお話です。

かまどは、お湯を沸かしたり煮炊きをするところです。

かまどは、台所にあり床は土を固めただけの土間でした。

かまどは、土やレンガや石などで固めて作られ、下でまきを燃やしました。




始めは燃えやすい杉の葉や稲ワラに火をつけ、火がついたら
小枝を入れ燃えてきたら、まきをくべていました。

かまどでご飯を炊くとき
「はじめチョロチョロ、中パッパッ、赤子泣いても蓋とるな」
              という言葉が、当時言われていました。

【解説】
はじめチョロチョロ    →  最初は弱火で沸騰させる
中パッパッ        →  沸騰したら強火にして一気に炊き上げる
赤子泣いても蓋とるな →  吹きこぼれても蓋をとってはいけない

かまどで、ご飯を炊いたことがない人もこの言葉を知っている人は多いのでは・・・?


朝、かまどでご飯を炊き、残ったご飯はおひつに入れておきました。


木で作られたおひつは湯気などの水分をよく吸うため、ご飯が水っぽくなりませんでした。



現代では炊飯器があり、スイッチを押せば炊飯され、保温もされており、
いつでも暖かいご飯がたべれていますよね。

文明の利器に感謝。


企画展「なつかしの昭和レトロ展」は
平成28年6月19日(日)まで開催いたしております。

 【観覧料】 一般 500円   学生 250円
       ※高校生以下または18歳未満は無料
       ※高齢者(65歳以上)・団体(20名様以上)は2割引
       ※障害者手帳をお持ちの方およびその介助者1名様は無料(要手帳提示)