2018年4月17日火曜日

「さがしてみよう!ココドコ?~浮世絵であそぶ」を開催しました!

皆さま、こんにちは!!


大三島美術館と玉川近代美術館では、地域の児童館にご協力いただき、2月3日(土)、4日(日)に
「さがしてみよう!ココドコ?~浮世絵であそぶ」というワークショップを行ないました。


開催場所:2月3日(土) なみっこ交流館、 2月4日(日)   伯方児童館


このワークショップは、大三島美術館と玉川近代美術館の所蔵する地域の文化財である浮世絵資料の魅力を
地域に発信するため、愛知県児童総合センター協力のもとプログラムを考案しました。


浮世絵の高精細画像を用いたレプリカとタブレットを使って、実物の作品ではできないことで浮世絵をもっと
身近に楽しもう!という試みです。


それでは、なみっこ交流館でのワークショップの様子をご紹介します。


持ち運びと組み立てが可能なダンボール柱を作成し
レプリカを展示しました。



2~3人組みになり、各組1台タブレットを使用しました。
10組を2チームに分けました。


制限時間まで気になったところやおもしろいと感じたところを
スクリーンショットして、とびきりの1枚を1人につき1枚印刷しました。

印刷したカードをチームごとにボードに貼ります。
 
相手チームの撮影したところを探し、同じように撮影するのですが
拡大していると場所の特定が難しいものもあり…
みんなで浮世絵を注意深く見ながら、楽しく探しました♪
 
最後に全員で答え合わせし、なぜ気になったのか、どうやって
見つけたか、何が描かれているのかなど話し合いました。


参加者の方からは、「遊ぶことで細かいところまで見ることができた。本物も見に行きたい!」という感想や
「浮世絵は見たことがなかったけど、タブレットや相手チームとの浮世絵探しなどをとおして浮世絵に興味を
持てて良かった」などの感想をいただきました。


今後も子どもから大人まで自発的に楽しめるプログラムとして改良を重ね、地域の様々な施設と連携・協力して
魅力ある地域の文化財を広く発信していきたいと考えています。
今後も大三島美術館と玉川近代美術館をよろしくお願い申し上げます。


この事業は「平成29年度 文化庁 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」による「今治市立博物館・美術館連携郷土の文化財の魅力活用」事業の一環として行いました。